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【雇用情勢】廃案の派遣法改正案 再提出

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9月29日 前回の通常国会で
条文に重大なミスがあり廃案となっていった
(罰則の項目に誤記があった)

「派遣法改正案」が再提出された

派遣労働者の受け入れ期間の上限を廃止する内容だ



現在の派遣法では一部の専門業務を除き
最長で「3年」までの契約上限があるが

今回再提出された法案では
この「3年」の上限を廃止する内容だ

もし施行されれば来年の4月から使われる


【考えられる問題】

今の派遣法では専門業務以外の
派遣労働者を「3年」以上受け入れることができず

3年を超えれば
派遣の受け入れが不可能になっていた

たとえば
仕事のできる派遣労働者の方を続けて雇うには

派遣から別の雇用形態に変更しなければなかったし
(契約社員や正社員など)


いざというときに契約を打ち切れる
従業員を受け入れ続けることができなかったが


再提出された法案が通れば
人さえ変えれば派遣労働者を続けて受け入れることが

可能になるのです



わかりやすくいえば

企業「打ち切りやすい従業員が常に確保できる」うれしい

派遣企業「人が変わるが派遣契約が維持できる」うれしい

派遣労働者「より派遣社員から抜け出せなくなる」不安が増える


違う人もいますが
多くの派遣労働者は望んでなったわけではなく

就職できず生活費を稼ぐためになったり

派遣社員から契約・正社員を目指すかたが多いと思うのですが
この道を大幅になくす法案です

そうなれば今よりも派遣社員は
将来に不安を抱えることになってしまう



さて、この法案をみて思うのですが

派遣社員などの非正規雇用よりも
無理のある正規雇用の実態を見直したほうが良いと思います

企業の多くが今
なぜ正規雇用の従業員(正社員)を雇うことができないのか

そこを考えたほうが良いと思います

例えば今思いつくものであれば
バブルの時に生まれた終身雇用の名残で解雇しづらい状況や

企業が未だに考え直さない新卒一括採用

昇給、ボーナスなど
今の不景気では不可能な内容などを見直したほうが良いでしょう


非正規と正規の雇用形態で格差がありすぎるのだから

そこを見直して

非正規労働者でも生きていきやすい社会を作れば
若者、学生などの自死率は減ると思います

必ず自殺率が減るとまでは言いませんが

新卒での就職活動で命を絶ってしまう方は
減ると思うので





続報があればツイッターまたは、ブログでお知らせしようと思います

では、次のニュースで会いましょう

ツイッター「https://twitter.com/saisoku_news
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